ホイサク｜必見！保育園入園までの流れを解説！条件や申し込みの手続きについて

初めて子どもを保育園に入園させようと思ってもどこから手をつければよいか分からなくて不安ですよね。保育園の種類や入園条件などを理解したり、様々な手順があるので心配する人もいます。そこで、ここでは一般的な入園の流れを説明していきます。

保育園に入園するために、まず入園させたい保育園を探しますよね。でも保育園の数が多すぎて、何を基準にすればいいか分からない！という方が多いと思います。そこで選ぶときに重要になることが、保育園に行って見学することです。
実際に保育園に行って見学することで、先生や園児の様子、雰囲気、保育園の環境をチェックすることができ、見学時に直接相談することができるからです。
見学をしないまま、「友達の子供が通っている」ことや「場所が近い」という理由から保育園を選んでしまうと、いざ入園してから、思っていた雰囲気と違ったと感じることがあります。
気になる保育園があれば、最初に見学してから入園することをオススメします。

入園の申し込みに必要な書類は自治体によって形式や名称などは異なりますが、大きく分けると、家庭の環境によるものと申込書、その他収入に関する書類などです。自治体によって違いがありますので、それぞれの自治体に問合せしてください。またマイナンバーの記載も必要になります。

申請・入園の申し込みの締め切りは入園を希望する月の前月上旬などが多いです。ただ、12月～4月に入園希望の人は10月～11月上旬が締め切りとなることがあります。事前に用意した書類を持って自治体へ申し込みに行きます。

支給認定証は保育の必要性の有無や必要量等の認定内容を記載したもので、保育が必要な方はさらに保育の必要量によって「保育短時間」もしくは「保育標準時間」に分けられます。

子ども・子育て支援新制度で、国会審議の際の法案修正により当分の間、すべての市町村は、保育の必要性の認定を受けた子どもが認定こども園、保育所、家庭的保育事業所を利用するには、利用調整を行った上で、各施設・事業所に対して利用の要請を行うことが必要になります。

保育園内定の通知が郵便で自宅に届けられます。

面接は園児が保育園での生活を始められるようにお互いに情報交換する大事な場です。下調べしないまま行くと、「後日また来てください」なんてこともあります。先生から園児に対して質問があるので最低限は事前にリサーチした方がスムーズになります。
保育園に内定すると事前に健康診断が必要になります。保育園によってはかかりつけ医があり、保育園での生活中にケガをした場合は保育園で連れていく病院が決まっています。
事前の健康診断はかかりつけ医の雰囲気の確認も含めて、保育園のかかりつけ医で診てもらうことをオススメします。

上記の流れに沿って晴れて入園することができます。また保育料も決定されます。子供の年齢、年収、住む地域によって保育料は異なります。

保育園には国が定める基準を満たしている「認定保育園」と基準に満たしていない「認可外保育園」の2種類が存在します。
ここでは、それぞれの保育園入園に必要な条件を説明していきます。

1、認可保育園の場合
認可保育園は、保護者が介護や仕事・病気などで子どもを保育できない場合に、保護者に代わり子どもを保育するための施設です。その為、認可保育園を利用するには自治体に認定される必要があります。
申請条件は自治体によって異なりますが一般的には「就労」「妊娠・出産」「虐待」「親族の介護・看護」「求職活動」など様々な家庭状況から入園の選考をしていきます。

2、認可外保育園の場合
認可外保育園は子どもが入園するための条件は特に決められていません。定員人数に空きがある場合は、保護者が働いていなくても子どもを入園させることができます。
ただ例外で、待機児童が多いエリアでは、認可外保育園でも定員人数に空きがないと順番待ちが発生しますので気を付けましょう。

現在では多くの保育所が市外からの入園を認めている場合が多いです。例えば引越しや転勤などがあっても、残りの通園年数などを考慮してくれることもあります。
最近では母子家庭などの複雑な家庭環境を考慮して通わせてくれる保育所も増えていますので安心できます。さらに自宅が市外に引越しても、両親の転入や職場に在勤の場合も今まで通りに通える可能性もあります。

保育園入園の申し込み時期は基本的には1年を通して行われています。
ただし、入園する希望月により申し込みの時期が決まるので事前に確認しましょう。
ここでは、国が定めた基準に満たした「認可保育園」と基準に満たしてない「認可外保育園」のそれぞれの申し込み時期を説明します。

1、認可保育園の申し込み時期
「4月入園」を考えている場合、前年度の10月から11月頃に申し込みの受付がスタートし、翌年1月頃に締め切る保育園が多いです。また、「年度途中」から入園したい場合、入園希望月の前月の特定の日までに申し込みするのが一般的になります。2月と3月の入園は、お断りされる保育園もあるので注意しましょう。

2、認可外保育園の申し込み時期
「4月入園」を考えている場合、各園の状況によりますが、前年度に申し込みの受付を設けていることがあります。また、「年度途中」から入園する場合は、基本的にいつでも申し込みを受け付ける保育園がほとんどです。空きがないか直接問い合わせて確認するようにしましょう。

ここでは保育園入園までの選考の流れを紹介していきます。

認可保育園では保育園の申し込み人数が定員より超えた場合に入園選考を行います。内容は必要書類と申請書の内容から「指数」と呼ばれる点数が付いてきます。指数は家庭や子どもの家庭環境を配慮した「調整指数」と保育を必要とする就労時間などの重要性を点数化した「基準指数」があります。その2つ合わせた合計点が高い家庭から入園が可能になります。
また指数が同じ点数の時は、自治体ごとに定められた優先順位をもとに選考します。
優先される例で言うと「低所得家庭」「申し込みした市区町村に長く住んでいる世帯」「有償でほかの保育施設に預けている世帯」などが優先される可能性が高くなります。
調整指数と基準指数が同一指数の場合の優先順位については、公開している自治体もたくさんあるので、事前に把握することをオススメします。

保育園入園の申し込みに必要な書類は市区町村の役所で入手するか、保育園見学の際にもらえます。
一般的に必要な書類は様々で、ここではいくつか紹介していきます。

1、支給認定申請書
保育施設利用申込書と兼ねていることが多いです。子どもの状態や希望する施設について細かく書きます。

2、家庭状況申告書
保育の必要な事由を具体的に提示するもので、父母の状態について書きます。

3、住民課税証明書
入園する際、希望する市区町村に住民登録がされていない場合や、住民税や所得税が未申告であれば必要です。

4、勤務証明書・在学証明書・母子手帳等
保育の必要な事由、保護者の状況を証明する書類です。

5、提出書類確認表
提出の控えになるものです。

上記が入園申し込みに必要となる主な提出書類ですが、その他にもマイナンバーカードや本人確認書類なども持参するといいでしょう。また、自治体によって申し込む際に必要書類は異なります。家庭状況に応じてバラバラなので一度、市区町村の役所で確認するか、保育園見学時に確認するなど、あらかじめ必要な書類を把握するとスムーズに申し込みすることができます。

入園申し込み時の書類の書き方に困っている人は多く、悩んでいる人もたくさんいます。こちらでは申し込み書類の書き方のコツを大きく3つ紹介していきます。

1、家庭状況を分かりやすく伝える
「家庭の状況が厳しく生活が苦しい」、「自分が働かないと生計が成り立たない」、「保育園を利用したい理由」などを詳しく書くことがとても大事になります。
なぜ就労しなければいけないか？理由を具体的かつ分かりやすく伝えるのがポイントです。

2、自由記入欄にも記入する
窓口では話しづらいことや書類に書ききれなかった時に、自由記入欄で活用して記入しましょう。さらに、アドバイスとして現在の家庭状況を細かく分析して余白を埋めて記載すると相手にも強く伝えることができます。

3、ていねいな字で記入する
入園したい強い気持ちを伝えるのは、ていねいな字で書くことを意識するのもポイントです。ていねいに書くだけで、この保育園に入園したい強い思いを伝えることができます。中には誤字脱字がないか何度もチェックする人もいます。

市区町村ごとに条件・日程は違いますが、出生前申し込みができる保育園は増えています。出生前申し込みができると、早生まれの子のお母さんの負担が減るので助かりますよね。
ただ、出生前申し込みができない保育園もまだまだあります。希望する保育園が出生前申し込みできるか、事前に市区町村の役所や保育園に教えてもらった方が近道になるので、気になる人は先に確認しておくと良いでしょう。

ここでは「認可保育園」と「認可外保育園」の違いについて、それぞれメリット・デメリットを紹介していきます。
認可保育園はご存じでも、認可外保育園のことは世間でもあまり知らない人は多いです。
知らないまま適当に選んでしまうと「設備や先生の質が悪い」、「保育料が高い」など想像していたのと違い、後々後悔することがあります。子どもを預ける際、子どもと家庭環境に合わせた保育園を選んで、事前にしっかり見学するようオススメします。

認可保育園とは設備の広さ、保育士の人数など国が定めた基準を満たした保育園を言います。

「メリット」
・園庭や園舎などの施設が認可外保育園と比べて充実している。(施設の広さ、防災、衛生、給食施設など充実点が多いのが特徴)
・国が定めた基準を満たしているので、子どもを預けても安心。
・保育士の人数、設備が安定。
・保護者の金銭的な負担が少ない。(世帯の所得に応じた負担額で支払い。公的な援助があるので認可外保育園に比べて安くなります)
・認可保育園には頼れるベテラン保育士が多い。(保育士もいろんな保育園を経験しているので、子ども同士のトラブル時や子育てに自信がないママも安心して任せられます)

「デメリット」
・市区町村の規定で園独自の融通がききにくい。
・保育時間が短い。
・入園人数に制限があり、なかなか入園できない。

認可外保育園とは、国が定めた基準を満たしていない保育園のことを言います。

「メリット」
・入園できる可能性が高い。(園との直接契約なので空きがあれば就労証明書がなくても入園可能です)
・在勤・在住・在学の地域に関わらず入園することができる。(県境の場合でも、県をまたいでも大丈夫です)
・保育時間・保育日数の対応が柔軟。(希望の曜日を選べることや、時間も休日、早朝、夜間などにも対応している保育園があります)
・英語や知育、教育など認可外保育園にしかない教育がある。(インターナショナルスクールや幼児教室などの特殊な教育があります)
・シッターサービスや疾時、病後児保育などを実施している保育園がある。

「デメリット」
・保育園によって、給食がない場合がある。(お弁当持参など)
・保育料が高い(所得に関係なく保育料が決定される為)
・人員や施設の質にばらつきがある。(職員の異動が多い、施設が狭いなど)

認可保育園は知っていても、認可外保育園のことはあまり知らない、という人は多いです。
知らないまま適当に選んでしまうと「設備や先生の質が悪い」、「保育料が高い」など想像していたのと違い、後悔することがあります。子どもを預ける際には、子どもと家庭環境に合わせた保育園を選び、事前にしっかり見学するようオススメします。

保育園の入園の流れについてご紹介しました。
初めて自分の子どもを保育園に入園させることはワクワクしますが、同時に不安や心配になることもあると思います。
保育園の入園にあたっては、家庭環境、子どもについて、申請方法、申請時期、必要書類など考えることが多いですが、自治体や先輩ママに相談して不安を取り除いてくださいね。
この記事が、不安な気持ちをなくすことに少しでもお役に立てば幸いです。

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