保育園

保育園は何時まで預けられる?延長保育や保育施設ごとの違いまで解説

2020.09.23
保育園の一般的な預け入れ時間は7時30分~18時30分頃ですが、この時間全てを預けられるのではなく、保護者の労働時間によって異なってきます。この記事では、子供を保育園へ預けたいママに向けて、保育園の預け入れ時間や延長保育、保育園での一日の流れやママの生活スケジュールも紹介しているので、参考にしてください。
一般的に、保育園の預け入れ時間は7時30分~18時30分頃までが多いですが、保育園によっては、7時15分から開いているなど、15分~30分程度ずらしている施設もあります。

預けられる時間は「保育標準時間」と「保育短時間」といった形で決められ、ママの生活スタイルによって変わってきます。ここでは、保育標準時間と保育短時間について解説していきます。
保育標準時間、保育短時間とは、保育園を利用する際に決める「保育時間」のことを言います。
それぞれに特徴があり、保育時間を越えると延長料金が発生する場合もあるので、決定する際は勤務時間だけでなく通勤時間なども考慮することをおすすめします。
保育標準時間は、両親がフルタイム(月120時間以上)の勤務を想定した場合に適用され、最大で11時間子供を預けることができます。ただし、通勤時間や就労時間帯などによっては、120時間に満たなくても標準時間が適用される場合もあるので、各自治体に相談してみましょう。
保育短時間は、両親またはいずれかがパートタイム(月64時間以上)の勤務を想定した場合に適用され、最大で8時間子供を預けることができます。
保育短時間の場合、基本的に預けられる時間は8時30分~16時30分までです。
保育時間は決められているけれど、残業や交通渋滞などで保育時間より遅くなる場合もありますよね。そんな時に時間を延長して子供を預かる制度のことを延長保育と呼びます。

延長保育を利用すると保育料とは別に、時間を超えた分だけの延長料金がかかります。延長保育には「月額利用」と「随時利用」があります。
延長保育を希望する際は、「延長保育申込書」や「就労証明書」などの書類の記入が必要です。施設に相談すると用紙をもらえます。延長料金は、地域や施設によって違うので、事前に確認しましょう。
保育施設といってもいくつか種類があるので施設選びに悩んでいる保護者も多いのではないでしょうか。ここでは、認可保育園と認可外保育園の違いや、保育園と幼稚園の違いを紹介していきます。
保育施設は大きく分けて「認可保育園」と「認可外保育園」のどちらかに分けられます。大きな違いは、「国が定めた認可基準をクリアし、都道府県知事から認可を受けた保育園かどうか」ということです。

認可を受けている保育園が認可保育園、認可を受けていない保育園が認可外保育園となります。
認可保育園は、保育士の人数や施設の広さなどの国の認可基準を満たしているので、子供を預ける上で安心感があるのが特徴です。

認可保育園には、公立保育園や私立保育園が含まれます。一般的に預けられる保育時間は7時30分~18時30分までの間で最大11時間以内の施設が多く、追加で1時間程度の延長保育を申し込めます。
認可外保育園は、国の基準にとらわれていないため、保護者のニーズに応え保育時間を長くするなど、柔軟な対応ができるのが特徴です。保育園として認められていないということではありません。

認可外保育園には、託児所や企業内保育所が含まれます。基本の保育時間は認可保育園と同じですが、保護者に合わせて休日や早朝・深夜などにも対応してくれ、時間に融通が利く施設が多くあります。
保育園を選ぶべきか幼稚園を選ぶべきかの選択は、目的で変わってきます。保育園と幼稚園の違いを確認し、目的に合った施設を選ぶようにする必要があります。
保育園は、0歳児から預けられるのが大きな特徴です。厚生労働省の管轄で「保育」を目的としているため、乳児から幼児までの保育を通して、生活の基本を教えられます。

保育時間は7時30分~18時30分の間で8時間程度が一般的で、給食・午睡・おやつがあります。また、夏休みなどの長期休暇もなく開園しているので、いつでも子供を預けられるという点も特徴です。
幼稚園は、3歳を迎えた春から預けられます。文部科学省が管轄しており、目的は「教育」なので、年齢に見合った教育を受けることができます。

幼稚園の保育時間は9時~14時までで、午睡やおやつはありません。また、保育園と違い、夏休みなどの長期休暇があります。

14時より遅くなる場合は、預かり保育や、幼稚園内で行われる習い事に参加することもできます。
保育園では、どのような生活をしているのでしょうか。ここでは実際に、保育園のクラスごとのタイムスケジュールの一例を紹介していきます。
2歳児の生活は、1歳児の生活とほとんど変わりません。ただ、トイレトレーニングが本格的に始まるので、基本的に排泄は、午前・午後ともに随時、行われています。
保育園に在園しているほとんどの子は、2歳児クラスの時にオムツがとれています。
3歳児はほとんどの子がオムツもとれ、自分でトイレへ行けるので、基本的に「排泄の時間」はなく、自分がしたくなったら担任に一言告げてトイレへ行きます。

食後・午睡明けのみ、全員排泄するよう声をかけていますが、中には日中も自分から言い出しにくい子もいるため、定期的に声掛けをしている時間が表に書いてある時間になります。

3歳児からは縦割りクラスで過ごしている施設もあります。また、「こども園」の場合は、幼稚園の要素も含まれているので、専業主婦や時短勤務の家庭の方は3時に降園する施設もあります。
次に、保育園に子供を預けるママの一日の流れをパートタイム・フルタイム別で紹介します。以下を参考に、自分に合った勤務体制を選択しましょう。
時短勤務のメリットは、時間に余裕ができるので、子供と関わる時間を持てるという点です。子供は心が満たされると穏やかに過ごせるので、ぐずったりする事が減る傾向にあります。
フルタイム勤務の場合、子供と関わる時間がどうしても少なくなってしまうので、かえって子どもがぐずってしまうこともあります。絵本を読んであげる時間を設けるなど、少しでも子供と関わる時間を作ることが課題であり、大事になってきます。
保育園へ預けられる時間や、保育施設ごとの違いなどを解説してきました。
長時間預けたい、または保育してもらうなら保育園、教育を重視するなら幼稚園への入園がおすすめです。保育か教育、目的に合わせて施設を選びましょう。また、ママの働き方によって保育時間も変わってくるので、勤務時間や通勤距離などを考慮し、自分に見合ったものを選ぶ必要があります。

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