保育園

保育園の卒園式|出席前におさえておきたい当日の流れや注意点など紹介

2020.10.21
卒園式は子どもにとって保育園生活を締めくくる大切なイベントです。しかし、卒園式にあたり何を準備し、何に気をつけたらよいかわからない方も多いのではないでしょうか。
今回は、子どもの卒園式を控えているママ向けに、卒園式の流れやふさわしい服装などをわかりやすくアドバイスいたします。思い出に残る卒園式を迎えられるようお役立てください。
保育園の卒園式は一般的に3月の中旬から下旬頃にかけて行われます。また、保育園の規模によって開催方法などは異なります。この章では、卒園式の目的と当日の流れについてご紹介します。
卒園式は保育園の終了時(小学校入学前)に実施され、その目的は主に保育園での子どもの成長を保護者と分かち合って、新たな門出を祝福する目的があります。基本的に出席するのは5歳児のみですが、在園児の代表が出席する場合もあります。
多くの保育園が卒園式を3月中旬の開催にしています。しかし、3月中旬に卒園式を行った場合でも、最終登園日は3月末日としている保育園も多く、卒園式が終わったあとも保育園に通うことがあります。

保育園により卒園式を平日に開催することもあります。平日に開催する理由としては、保育士の休日出勤を減らすことです。休日に卒園式を開催することにより、振替休日を設定しなければならない状況となり、平日の通常保育が手薄にならないようにするための対策とも言われています。しかし、平日開催の場合、保護者が早めに休日を確保しなければならないことから日程は早めに開示されます。

一方、休日開催であれば、保護者の方が出席しやすい上に、全学年の先生が出席でき、卒園式だけに集中して開催することができるメリットがあります。所要時間としては、子どもの集中力が続く時間を考慮し、1時間から1時間半くらいが目安です。
卒園式は以下の式次第で進行されます。あくまで一例ですが、ご紹介します。

1.卒園児の入場
2.開式の言葉
3.卒園証書授与
4.挨拶
・園長
・来賓、PTA代表
5.お別れの言葉
・在園児
・卒園児
6.お別れの言葉や歌(卒園児)
7.閉式の言葉
8.卒園児退場

この他に、記念品の贈呈や保護者の挨拶が入る場合もあります。卒園証書授与では、子どもたちの大きな声での返事、また正しい作法に沿った卒園証書授与となるので、逃したくないシャッターチャンスです。

また、卒園児からのお別れの言葉は、保育園での生活の集大成です。保育園で最後に頑張っている姿を見守ってあげてください。
卒園式に出席するにあたっては、マナーや配慮点があり、特に体調面や小さなお子様がいる家庭は気をつけたいものです。この章では、卒園式でのマナーなど、当日注意しておきたいことをご紹介します。
卒園式は、子どもの次への門出を祝う正式な式典です。一他の式典でも当てはまりますが、私語は極力慎みましょう。たとえ小声でも静かな会場では響いてしまいます。近くのママ友と話すのは式典が終わったあとにしましょう。
卒園式は3月に開催されるため、花粉症など季節性の疾患には気をつけましょう。体調を崩してしまうと式典に参加できないことはもとより、体調不良を押して参加した場合は、他の子どもたちに移してしまうリスクも非常に高く、せっかくの式典が台無しになってしまいます。

卒園式当日には体調を万全にして参加できるよう、季節性の病気には気をつけましょう。
卒園式に参加される保護者の中には、小さなお子さまを連れて参加される場合もあることでしょう。小さなお子さまの場合、一箇所にじっとしていることを嫌ってぐずってしまうこともあるかと思いますので、他の参加者の迷惑にならないような配慮をすることが重要です。

まず、小さなお子さまは、可能な限り親戚等に預かってもらうのがおすすめです。もし、預けることが難しい場合は、出入り口の近くに座り、ぐずってしまった場合にすぐに席を外せるようにしておくことや、夫婦で協力し、交代で面倒を見るといった対策を取ることが大切です。
保育園によって卒園式の開催規模が異なることから、撮影場所や方法が限定されているケースもあります。その場合は、事前に案内があるかと思いますのでしっかり把握しておくことが大切です。また、子どもの晴れ姿をしっかりカメラに収めることは大切ではありますが、他の保護者も同じ思いで卒園式に出席されているので、マナーや配慮を忘れないことが大切です。

例えば、シャッター音やフラッシュをオフにすること、撮影する座席の確保は事前に行うようにしましょう。
せっかくの子どもの晴れ姿。シャッターチャンスを逃さず撮影したいものです。卒園式で撮影されている絶好のポイントは以下の3箇所です。

・入場
一緒に仲良く遊んできた友達と、背筋を伸ばして入場してくるシーンに成長を感じずにはいられません。

・卒園証書授与
卒園証書授与も、見逃せないシャッターチャンス。子どもの成長した姿が凝縮されている瞬間を撮り逃さぬよう、ズーム等の調整は忘れずに行いましょう。

・卒園児によるあいさつ、歌など
保育園での生活の集大成である卒園児の言葉や歌は、子どもが保育園で元気に活動する最後の姿としてしっかり撮影しましょう。思わず感動してしまい、涙してしまうことも。カメラに収めるだけでなく、ぜひ子どもが成長した姿を目に焼き付けてあげてください。
卒園式に出席するにあたり、ふさわしい服装はどんなものか、迷ってしまうこともあると思います。この章では、卒園式にふさわしい服装・ふさわしくない服装をそれぞれご紹介します。ぜひ、ご参考にしてください。
卒園式に出席する上で意識してほしいことが「落ち着いた服装」を心がけることです。以下のような服装が望ましいです。

・ダークカラーの服装
・ジャケットの着用
・ベージュのストッキング
・ブラックのパンプス

セミフォーマルな服装と考えていただければ大丈夫です。例えば、色合いはダークカラーでまとめるようにする、ストッキングはベージュ、ブラックのパンプス等にすることです。これらは最低限おさえておきたいポイントです。

また、スーツスタイルが望ましいです。ジャケット+スカート、ジャケット+ワンピースでもよいでしょう。
一方、卒園式でNGな服装は以下のようなものです。

・明るめの色の服装
・タイツやブラックのストッキング
・ミニスカート
・普段着

卒園式は子どもの門出を祝う厳正な式典。その厳正な式典には普段着はもちろん、ミニスカートで参加することはご法度です。また、明るめの色の服装もふさわしくないので、ダークカラーのエレガントな平服で整えるとよいでしょう。
園児の服装は、園に制服がある場合は原則制服での出席が望ましいです。また、園に制服がない場合は以下のポイントを抑えるのもよいでしょう。

・落ち着いた色の服装
・女の子はジャケットとスカートの組み合わせ、またはワンピース、ボレロ
・髪型はリボンやヘアアクセサリーの色合いを明るめに。
・男の子は、シャツやネクタイを明るめに、ズボンは膝丈くらい
・髪型はナチュラルに。

園児の服装は男女共通している部分としては、落ち着いた色の服装を心がけることです。女の子は、服装の組み合わせとしてジャケット+スカート、またはワンピース、ボレロが人気です。髪型も、リボンやヘアアクセサリーを明るめの色のものにすると華やかさが出ます。

一方で男の子も、ジャケットやパンツは落ち着いた色合いのものにしましょう。ネクタイやシャツを明るめの色のものにするとオシャレ感が出て、華やかさが出ます。
一方、保育園の卒園式にNGな服装としては以下の項目が挙げられます。

・派手な色はNG
・女の子はスカート丈に注意。
・入学式を意識して服を購入する

保護者同様、厳正な式典なので派手な色の着こなしは良くないです。また、卒園式は起立、礼が何回もあるためスカート丈が短すぎるのはよくありません。

また、入学式も間近に迫ってきていることを考えると、サイズに余裕を持たせておくことも大切です。
卒園式後に謝恩会を開催する保育園が多くあります。園の規模や内容によって開催場所は異なり、ホテルやレストランで開催されるケースもあるようです。保護者が保育園や保育士に感謝の気持ちを伝えるために行われる会で、一緒に食事をしたり、出し物やゲームをする謝恩会や花束やプレゼントを用意する謝恩会など、内容は様々です。

また、謝恩会はリラックスした雰囲気で行われるため、シャッターチャンスがより多くあります。
卒園式に出席するにあたり以下の注意点がありました。
・卒園式の時期は3月中旬から下旬にかけてであり、所要時間は1時間ほど。
・園児、保護者ともに落ち着いた配色の服装を心がける。
・子どもの新たな門出を祝うという目的がある。

子どもたちの新たな1歩を、しっかり目に焼き付けてください。

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