保育園

保育園に入園式ってある?当日の流れ・服装や持ち物をわかりやすく解説

2020.11.04
保育園に入園が決まると、次に気になるのは入園式のことではないでしょうか。保育園の入園式が行われるかどうかは、保育園によって違います。入園式がある場合は、しっかりと事前準備しておきましょう。本記事では、入園式の際の服装や持ち物、注意点などをわかりやすく解説していますので、ぜひお役立てください。
入園式を行う保育園が多数ですが、4月1日から職場復帰という保護者も多く、入園式に参加できない家庭のことを考慮し、入園式自体を行わない保育園もあります。入園式を行うか、行わないかは、各保育園の方針で異なります。

入園前の3月頃には、各保育園内で入園説明会が開かれ、そこで入園式についても伝えられますが、もし早めに知りたい場合は、保育園に直接問い合わせるとよいでしょう。
保育園の入園式は4月1日に行われることが多いですが、中には4月中旬頃、落ち着いてから行う保育園もあります。

理由は、保護者の入社式と重なることや、進級・新生活準備などでバタバタしており、気持ちも落ち着かないからです。そのため、4月中旬~下旬頃、落ち着いた時期を見計らって行う保育園もあります。

また、入園式を平日ではなく、土日に行うところもあります。これは、保育園に通う保護者の多くは平日に仕事があり、平日に入園式があると参加できない家庭が多いからです。
保育園の入園式は、幼稚園や小学校のような、かしこまった式典ではなく、和やかな雰囲気で行われることが多いです。時間は、約1時間程度。0歳の赤ちゃんも参加することもあるので、簡単に終わることがほとんどです。

入園式が平日に行われる場合、保育室では他の在園児は普段通り保育を行っているので、クラスごとのお部屋の様子を見たり、担任の紹介をする保育園もあります。
以下、一般的な入園式の流れを紹介します。
・園長先生のあいさつ
・在園児による歌
・新入園児紹介
・保育園の様子や年間行事紹介
・職員とクラス担任の紹介
・保育士による出し物(手遊び・大型絵本・エプロンシアターなど)
・終わりの挨拶
・各クラスへ案内

クラス担任の紹介や、新入園児の紹介、保護者の自己紹介などは、各クラスへ移動してから行うところもあり、園によって様々です。
入園式が4月1日に行われる場合、その日の保育はなく、式のあと保護者と一緒に帰宅することがほとんどです。そのため、仕事を休むか、子どもを見てくれる人にお願いすることが必要になります。

1日以外の場合は、土日の休みに合わせて入園式が行われるところもあります。土日の場合も、平日同様、入園式後はそのまま一緒に帰宅になります。仕事を休めない日がある、などの場合、入園式はいつ行われるのか、入園式後の保育はあるのか、早めに確認した方が良いでしょう。
入園式に着ていく服装は、どのようなものが良いのでしょうか。ここでは、子ども・ママ・パパそれぞれの服装について紹介していきます。
子どもの服装は、いつも通りの動きやすい服を選ぶのがポイントです。せっかくなので、おめかししたいという気持ちもわかりますが、窮屈だと、かえって子どもがグズッてしまうこともあります。そのまま保育に入るのであれば、保育園からの指定に沿ったものにしましょう。以下に、乳児・幼児それぞれの服装について紹介していきます。
基本的に、普段通りの服装がよいですが、少しオシャレするならスタイがおすすめです。シンプルな服装でも、スタイがワンポイントになってくれます。また、お祝いでもらったフォーマルな服など、なかなか着る機会のなかった洋服を選んで着るのもいいですね。ただ、0歳の赤ちゃんは特に、動きやすさを重視してあげましょう。
幼児の場合も、乳児と同じく基本的に動きやすい服装を選んであげましょう。ただ、普段着より少しだけおめかしした服が好印象です。女の子はリボンやフリルのついたワンピースやスカート、男の子は襟のついたシャツなど、少しオシャレを意識したものがいいですね。

また、女の子は髪飾り、男の子はネクタイや蝶ネクタイを着けてあげるだけでも華やかになるので、ワンポイントにおすすめです。
特に決まりはありませんが、保護者も入っての写真撮影が行われることもあるため、きれいめの服装がよいでしょう。ワンピースにジャケットといった服装がおすすめです。中にはカジュアルな服で参加する保育園もありますが、保育園の雰囲気によって違いがありますので、カジュアルすぎる服装は避けた方がよいかもしれませんね。

そのまま仕事に行くため、ビジネススーツで出席の場合は、コサージュをつけたりと少し華やかなイメージをプラスしましょう。
パパの服装は、スーツが無難です。チノパンにジャケットなど、少しカジュアルな服装でもよいですが、デニムは避けましょう。ママの服装に合わせたものもいいですね。

スーツは仕事で着用しているものでも良いですが、清潔感のあるものを選ぶようにし、寝ぐせなどがないかも気を配りましょう。ネクタイは、晴れやかなイメージになるよう、明るめの色にするのがおすすめです。
入園式には、どんなものを持っていくといいのでしょうか。ここでは、入園式当日に必要な持ち物を紹介していきます。
ママとパパのスリッパを持参していきましょう。その際、靴を入れる袋も必要になるので準備しておいてください。袋は厚手のものにすると、ヒールなどで穴があくこともなく、安心です。
子どもの初めての入園式、写真に残しておきましょう。ですが、場所取りなどは禁物です。トラブルを防ぐため、三脚を使わないようお願いしている保育園もあるので、パパとママで役割分担をしておくのもいいですね。
つい、忘れがちになるペンとメモ帳ですが、連絡事項があることも多いため必須です。大事なことは忘れないようメモしておきましょう。スマホでのメモ機能を使う人も見られますが、話し中に携帯を触ると印象が悪くなる可能性もあるので、おすすめできません。
入園式では、大切な書類が配られます。中には「折り曲げ厳禁」のものもあるので、バッグの中で書類が折れないよう、ファイルも用意しておくとよいでしょう。
入園式の最中だけでなく、その前後でも、何が起こるかわかりません。子どもが泣き出すかもしれないし、吐いて汚れたりするかもしれません。園から指定がある場合は、指定に沿いましょう。

また、指定がなくても、飲み物や着替え・オムツ・おもちゃ・絵本など、いつものお出かけセットを持っておくと安心です。着替え一式などは取り出しやすいところに入れておき、ハプニングがあっても対応できるよう、備えておきましょう。
いかがでしたでしょうか。本記事では、保育園の有無や入園式当日の流れ、服装や持ち物を紹介しました。

・入園式は行う園と行わない園がある。
・入園式は4月1日が多いが、中旬頃に行う園もある。時間は長くて1時間程度。
・子どもの服装は、動きやすいものにワンポイントを足す。
・大人の服装は、きれいめで華やかなイメージになるようにする。
・筆記用具や、子どものお出かけセットは準備しておき、ハプニングにも対応できるようにしておく。

しっかり準備を整えて、気持ちよく当日を迎えましょう。

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