保育園

【保育園の服装選びを詳しく解説】年齢別のコーデとおすすめブランドも

2020.11.11
保育園では、動きやすく安全に遊ぶことができる服装を選ぶことが大切です。また、着替えの枚数も多く必要です。初めて保育園へ入園する方は服の用意で悩むこともあるのではないでしょうか。

本記事では、保育園での服装選びのポイントを年齢や季節に合わせて詳しく紹介していきますので参考にしてみてください。
保育園の服装選びは、オシャレではなく、動きやすさが大切になります。また、保育園によっては「フードのついたものは禁止」など保育園独自のルールを決めているところもあります。
以下、詳しく解説していきます。
子どもが保育園で思いきり遊べるよう、動きやすさを重視しましょう。ジーパンなどよりは、伸縮性のある素材がおすすめです。大きなリボンがついた服、キラキラビーズがついた服など、余計な装飾のついた服は、動きづらさ・誤飲などの事故につながる可能性もあるので避けましょう。

また、保育園では着替えをすることがよくあります。着替えた際に「上下ともに柄つきになった」など、ちぐはぐな組み合わせになる場合も多くあります。組み合わせを考慮してくれる保育士さんもいますが、着替えにはシンプルなデザインのものを入れておくのが無難でよいでしょう。
着替えのしにくい服装の例を3つ、挙げてみます。
・硬い生地
・タイツ
・ボタン付きの服
・丈の長すぎる服
こういった服は着替えの際、着脱しにくい・上げ下げしにくい・足がひっかかる・ボタンが頭にひっかかるなどといった共通点があり、着替えがしづらいので、避けましょう。

また、2歳頃からは自分で着替えられるよう、練習していきます。小さい子どもでも、自分で着替えができるよう、伸縮性があり着替えやすい服を選びましょう。
着替えは常に複数セット用意しておいてください。特に0・1・2歳の子どもは、食べこぼしや飲みこぼし、オムツ漏れなどの汚れで、着替えが多くなりやすいです。1歳までは、1日に3回ほど着替える場合もあり、唾液の量が多い子は、スタイを1日に5~6枚使用する子もいます。

また、保育園では、2歳児から本格的にトイレトレーニングが始まるので、ズボンの着替えが多くなります。毎日着替えをチェックして、不足しないようにしましょう。
実際、どのような服装が好ましいのでしょうか。ここでは、トップス・ボトムス・肌着・靴下をそれぞれ具体的に、挙げていきます。
トップスを選ぶ際に注意してほしいのは、フードやボタンなどのついた服です。理由は、引っかかり事故や誤飲の原因になるからです。

特にフードは、「遊具に引っかかった・友達に引っ張られた」などで重大な事故につながる可能性が他の服より高いので、保育園全体で禁止している園もあります。

一方おすすめは、薄手の長袖Tシャツです。子どもは大人より体温が高く、保育園のほとんどが冷暖房も完備しているので、薄着を推奨している園も多いです。そこで、長袖Tシャツは夏以外に着用でき、大活躍します。シンプルな長袖Tシャツは、何枚かストックしておきましょう。
赤ちゃんの時期も、歩くようになる幼児期も、膝が出ないズボンがおすすめです。保育園では、外で体を動かして遊びます。公園にも行きます。虫に刺されたり、転んだりしたとき、長ズボンの方が安全です。硬いジーンズ生地や、上下つながった服も、トイレに行きづらいので避けましょう。

また、ハイハイの赤ちゃんも、テラスに出て遊ぶこともあります。床との摩擦で膝を傷つけないよう、膝の出ないズボンをはくようにしましょう。
肌着は、皮膚に刺激の少ない綿素材のものを選びましょう。子どもの皮膚は敏感なので、素材によっては肌トラブルになることもあります。

ヒートテックなどは、汗をかきすぎて身体を冷やす・体の水分が蒸発して乾燥するといったことがあるので、おすすめしません。また、女の子のキャミソールも避けましょう。

ロンパースは、0歳以降NGになっている園が多いですが、上下別の服だと、おへそを触りすぎる・身体を掻きむしるなどで困っている場合は、担任に相談してみましょう。
靴下は、裏に滑り止めがついていると転ぶ心配もなく安心です。また、小さくて紛失しやすいので、名前を書くスペースのあるものが良いです。

小さい子のクラスは、裸足で過ごす園が多く、靴下入れがあります。しかし、外で遊ぶ際には、自分で靴下を履く練習もするので、ハイソックスや短めのくるぶしソックスなどは、おすすめではありません。子ども自身で着脱しやすい長さのものを選びましょう。
ここでは、服装選びで注意してほしいことを具体的に解説していきます。ほとんどの保育園に共通することが多いので、参考にしてください。
服のサイズは上下ともに、今の子どもに合ったジャストサイズにしましょう。「長く着てほしいから大きめで買いたい」という方も多いですが、袖や裾、丈が長すぎるとケガの原因になる恐れがあります。

また、ズボンのゴムがのびのびだったり、きつ過ぎるのも避けましょう。特に0・1歳の子どもは自分で言うことができないので、大人が気をつける必要があります。
すでに説明した通り、フードやひもなどの装飾のある服は事故や窒息、誤飲の原因になる可能性があるので避けましょう。

うっかり、着せて登園してしまった場合は、着替えセットの中から着替え直し、部屋に入るようにしましょう。
女の子で、スカートをはきたい子もいるかもしれませんが、園に着ていくのは、やめましょう。スカートを踏むことで事故につながる可能性があります。

自分が踏まなくても、クラスの友達が踏む可能性もあります。また、スカート付きのレギンスも避けた方が無難です。スカートは休日に履いて楽しみましょう。
保育園の室内は暖房がきいています。また、子どもは大人に比べて体温が高いので、厚着はかえって汗のかきすぎなどで風邪をひきやすくします。冬場でも薄手の服を着せるよう心がけましょう。

目安は、大人より一枚少なめです。綿のシャツと長袖Tシャツまたはトレーナーで十分なので、重ね着させすぎないようにしましょう。
安全性・着替えやすさの観点以外からも、園によっては禁止になっているアイテムがあります。例えば、キャラクター関連のものです。
以下に、キャラクターアイテムの例をいくつか挙げてみます。
・キャラクターの靴・靴下
・キャラクターの服
・キャラクター柄の毛布(お昼寝の時に使用)
・キャラクターの髪飾り
・キャラクターの着替え袋
・キャラクターのカバン
これらを禁止している保育園もありますので、よく確認してください。
保育園には大勢の園児がいるので、すべてのアイテムに名前を付ける必要があります。そこで、「わかりやすく名前書きスペースがあるものを選ぶ」ことが時短のコツになります。どうしても直接書きたくない、という方は、以下の方法があるので紹介します。
名前を直接書きたくないという場合は、他の方法で名前をつけましょう。具体的には、マスキングテープに名前を書く、お名前リボン・お名前スタンプを活用する、アイロンでネームシールを貼るといった方法があります。

マスキングテープは、貼るアイテムや場所によって剥がれて紛失することがあるので、おすすめはお名前リボンやお名前スタンプといった、剥がれる可能性の低いものです。お名前スタンプでオムツに名前付けをしている方が増えてきています。
ここからは、年齢別のおすすめコーディネートを紹介します。季節ごとのポイントも挙げているので服装選びの参考にしてください。
一般的に、6か月くらいまでのねんねが多い時期は、肌着+前開きのロンパースタイプの服が多いです。園によっては、ロンパースをすすめておらず、ねんね期からセパレートタイプの服にするよう指定される場合もあるので、通う予定の保育園に確認しておきましょう。

6か月以降は、動きも多くなるので動きやすい上下セパレートの服にしましょう。その際、装飾のあるものは誤飲につながるので避けてください。また、お昼寝の際に背中やおしりにあたる装飾も避けるようにしましょう。この時期は他の月齢よりも着替えの用意を多くしておくと良いです。
夏の時期でも、膝の出るズボンは避けた方が良いです。ハイハイ時期の赤ちゃんは、床と膝の摩擦が起こります。また、よちよち歩きの子どもも、まだ歩行が安定しているわけではありません。転ぶことも多いので膝がでないようにしましょう。

冬は、暖房で温かいので裏起毛の素材ではなく、薄手のコットン素材の長袖にすると赤ちゃんの肌にも優しいです。
1歳になると、ほとんどの子どもが歩けるようになり、動きが活発になります。事故につながる装飾は避け、動きやすさを重視した服装を選びましょう。

また、1歳は「自分で!」という自我が芽生える時期でもあります。少しずつ、自分のことを自分でするようになるので、着替えがしやすい柔らかい素材のものを選びましょう。この時期も、食べこぼしなどで着替える回数が多いので着替えは多めに用意しておく必要があります。
0歳の頃に比べると足腰がしっかりしてきますが、まだまだ転ぶことも多いです。ズボンは膝のでないものにしましょう。動きが活発になる分、冬でも汗をかくことがあります。裏起毛などの厚着はせず、薄手くらいでちょうどいいです。
よりダイナミックになるので、動きやすく、シンプルな服装を心がけましょう。2歳は、食べこぼしなどによる着替えは減りますが、トイレトレーニングが始まると、下着やズボンの着替えが多く必要になります。

シャツやトップスの袖や丈が長いと便器内に入ったり、尿がついたりするのでジャストサイズの服を選びましょう。また、自分で着替えることがほとんどになるので、伸縮性がない服やボタンの服は避けましょう。
手先を使った遊びが増えるので、春・秋・冬の長袖の季節でも手がしっかりと出るようにする必要があります。2歳以降は足腰も安定し、転ぶことが少なくなるので、夏場は膝が出ていても大丈夫な場合もありますが、冬場は他の年齢と同様、服の着せすぎには注意しましょう。
ここでは、保育園に着ていく際におすすめの子ども服ブランドを紹介していきます。子どもの服選びで困っている方はお役立てください。
保育園にも着られるシンプルな服も多いです。他の人と被りにくいので、被らないような服を選びたい人におすすめです。オンラインでも購入可能なので、外出が難しい人でも安心して購入できます。
プチプラでおしゃれなアイテムが多いです。ZARAと同様、他の人と被りにくいので、個性を出したい人におすすめです。また、イギリスからの発送でも一定価格以上で送料無料になったりとお得な情報もあるのでチェックしてみてください。
プチプラで子供服が揃います。保育園に使いやすいベーシックな服もあり、保護者によく選ばれています。店舗内で実際に見て選ぶことができるので、素材の柔らかさなどがわかりやすく、失敗なく着ることができます。
韓国子供服の通販サイトです。プチプラアイテムが豊富なのが特徴です。また、ラインナップも豊富なので、お気に入りの一着を見つけることができるでしょう。ただ、通販サイトは手にとって確認ができないので、購入の際には注意が必要です。
Beeと同様、韓国子供服の通販サイトです。シンプルな服がプチプラで豊富にあります。また、ママとのリンクコーデや兄弟でのリンクコーデも可能です。サイズ等、よく確認してから購入しましょう。
プチプラでおしゃれなデザインの洋服が多く、ママとのリンクコーデも可能です。着替えることが多いので、一枚持っていてもいいかもしれませんね。ただ、動きやすいかどうかも忘れずに確認するようにしましょう。
保育園での動きやすさを考慮したシリーズがあり、保護者から人気です。実店舗が多くあり、実際に手にとって選ぶことができるので、素材・動きやすさなど確認して購入しましょう。
本記事では、保育園の服装選びについて、詳しく解説してきました。

・服は動きやすさを重視
・フードやボタンなど事故の原因になる装飾の服は避ける
・袖・丈の長さなど気を付け、ジャストサイズの服を選ぶ
・着替えることも多いのでシンプルな服のストックを用意しておく
・冬でも厚着は避ける

「シンプルで動きやすい」服を選んで、子どもが保育園で思いきり遊べるようにしましょう

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