保育園

保育園に春休みはある?幼稚園との違いや保育がない場合の対策を解説

2020.12.02
【リード文】
子どもを保育園に預けて働きたいけれど、保育園に春休みはあるのかと心配していませんか?認可保育園では、春休みで保育が休みになることはほとんどありません。しかし、通常保育と異なる場合は多いです。

本記事では、保育園の春休みについて、また保育がない場合の乗り切り方についてわかりやすく解説します。ぜひ、役立ててください。
保育園によっても異なりますが、認可保育園では保育が休みになることは基本的になく、在園児は通常通りの保育が行われることがほとんどです。新1年生になる卒園児たちは、保護者が働いている場合、「春休み期間」として3月下旬から4月上旬までの数日、保育園に預けることができます。

ただし、春休み期間は、年度の切り替え時期でもあるので、クラスの進級準備などのために通常とは違う保育が行われることや、完全な休みはなくても、早めのお迎えをお願いされることもあります。
認可保育園における夏休みとは、ほとんどがお盆休みのことであり、お盆以外に休みになることはほぼありません。お盆の期間も、休日保育という形で少人数保育を行っている施設もあります。休日保育を希望する際は、勤務を証明する書類が必要になるので、事前に園に確認しておきましょう。

認可保育園の冬休みは年末年始の数日間です。12月31日~1月2日まで休園となる施設がほとんどですが、保護者も年末年始休暇中であることが多いため、影響は少ないでしょう。

一方、認可外保育園では、夏休み・冬休み・春休みともに休園になる園もあります。施設によっても異なりますので、後から焦らないよう事前に確認しておきましょう。
幼稚園は、保育園とは違い学校教育に入るので、夏休みがあります。地域によって差はありますが、7月末から8月末頃までの約1か月間が多いです。数日設定されている登園日もありますが、登園日以外は休みになります。

幼稚園によっては、夏休みの間のみ預かり保育を行っている園もあり、預かり保育を希望すると、登園日以外でも預けることができます。ただし、預かり保育の有無や保育料は園によってさまざまなので、確認しておきましょう。
通常と異なる春休み期間の保育では、どのようなことが行われているのでしょうか。以下では、異年齢保育、他園との合同保育、給食の有無について解説します。
認可保育園は休みになることはほとんどないため、心配する必要はありません。しかし、認可外保育園では、独自の判断で休園することができるので、保育が休みになることもあります。事前に休みの日程等、お知らせが配布されることが多いので見逃さないようにしましょう。

保育園が休みでも仕事を休めないときには、一時預かりやベビーシッターなどを利用してみるのもおすすめです。
春休みの期間は、保育士の人数や、子どもの人数によって、縦割り保育が行われることがあります。縦割り保育とは、年齢の違う子どもたちが一緒のクラスで過ごすことです。異年齢保育とも言われています。

縦割り保育については賛否両論ありますが、年齢の違う子との関わりは子どもたちに大きな刺激を与えることから、通常のクラス編成時も、縦割りクラスにする園もあります。
近くの保育園と一緒に保育を行う施設もあります。合同保育と言われ、同じ系列(理事長が同じなど)や、同じ方針で運営を行っている保育園同士が近くにある場合、他園に出向いて保育を行います。合同保育でも、縦割り保育になることが多いです。
ほとんどの場合、春休み期間であっても給食が出ます。しかし、保育士だけでなく調理師の人数も前後するので、給食が休みになる、簡易メニューに変更になることもあります。給食が休みの場合は弁当持参になります。また、卒園児のみ、給食はなく弁当持参という施設もあります。

キャラ弁など凝ったものにする必要はありませんが、忘れると大変なので、弁当持参の日をよく確認しておきましょう。
春休みに保育がない場合はどうしたらいいのでしょうか。仕事を休めるのが1番ですが、休めない日も多いでしょう。以下では、6つの対策を解説しています。参考にしてください。
事前に保育園の休みを確認し、仕事の休みが取れそうな場合は、休み希望を出しておきましょう。ママだけでなくパパにも協力してもらい、夫婦で休みを調整しあうことが重要です。

両親とも休めない場合は、リモートが可能か相談しておくと良いでしょう。会社によっては、在宅ワークに切り替えることができたり、会社に子どもを連れて行くことができる場合もあります。
一時保育を行っている保育園や幼稚園を利用することもおすすめです。一時保育とは、一時預かりとも呼ばれており、保護者の都合で子どもを見られない時に、一時的に保育を利用することができるサービスです。

短時間や不定期での利用も可能ですが、受け入れ可能時間など、園によってさまざまなので、保育園に直接確認するか、早めに調べておくことが必要です。
保育園に預けに行くのではなく、家に来てもらうベビーシッターなどの民間サービスを利用することもできます。自宅に来てもらえるので、保育園への送迎時間もなく手軽に利用できますが、ベビーシッターの利用は事前登録などの手続きが必要です。

また、ベビーシッターは保育士や幼稚園免許をもっていない人もいる、当日までどんな人が来るかわからない、子どもとの相性がいいか分からないなどの懸念事項があるので、今はマッチングアプリを利用したり、事前にシッターさんと面談する人も多くなっています。
地方自治体が運営している子育てサービスに、ファミリーサポートという制度があります。ファミリーサポートを利用する際も、事前に登録が必要です。ファミリーサポートはベビーシッターのように自宅での預かりではなく、サポート側の人の自宅などで預けられます。

子どもの習い事の送迎や短時間での預かりなどで利用している人もいます。
どうしても休めない場合は、祖父母に預かってもらえないか相談してみましょう。祖父母なら気兼ねすることもなく預けられ、保育料も発生しません。また、昼食の心配がいらない点も良いところです。

ただし、子どもが人見知りなどで泣いてしまっては祖父母の負担が大きいので、子どもが慣れるよう、普段から交流しておきましょう。
仲良しのママ友がいる場合、子ども同士の仲がいい場合などは、ママ友に預かってもらえないか相談してみましょう。お互いに会社を休める日を確認し、日程を決めて預け合うことで、助け合うことができます。また、子ども同士の仲も深まります。

ただし、自分の子どもばかり預けていてはいけません。お互いさまなので、不平等にならないようにすることが重要です。
保育園の春休み期間について解説しました。
・認可保育園は春休み期間も預けられるが、認可外保育園は休みがある施設もある
・保育園は春休み・夏休みほとんど休みなしだが、幼稚園は休みがある
・通常とは異なる保育では、縦割り保育や合同保育が行われる園が多い

春休みに保育がないときの6つの対策
・仕事を休む・リモート可能か相談する
・一時保育を利用する
・ベビーシッターを利用する
・ファミリーサポートを利用する
・祖父母に預かってもらう
・ママ友に預かってもらう

大切なのは、春休みはどうなるのか保育園に確認し、早めに対策を考えておくことです。後から慌てないよう、余裕をもって調べておきましょう。

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