保育園

保育園の靴はどう選ぶ?おすすめの子供靴・選ぶときの注意点も紹介

2020.12.30
保育園で履く靴は、子どもの足の大きさに合った歩きやすいものを選びましょう。なぜなら、散歩で遠くへ行くときもあれば、遊具に登って遊ぶこともあるからです。大きすぎたり歩きにくい靴では怪我をする可能性もあります。また、小さいクラスの子どもも自分で靴を履く練習をするため、脱ぎ履きのしやすさも重要です。

本記事では、保育園での靴選びのポイントや、おすすめの靴などを紹介します。保育園での靴選びに悩んでいるパパ・ママは参考にしてください。
多くの保育園では、靴に決まりがあります。例えば、サンダルや靴紐のあるもの、ハイカットの靴などです。サンダルやスリッポン等は、すぐに脱げてしまうので不便な場合があります。また、靴紐はほどけた際に引っかかる危険性があります。

安全に保育できるよう、サイズの合った歩きやすい靴を選んで履きましょう。園によっては、キャラクターが描かれている靴の禁止といった決まりがある園もあります。決まりがある場合は、園の指示に従いましょう。
実際、どのような靴を選ぶのが望ましいのでしょうか。保育園の靴選びで気を付けるべきポイントを紹介します。
子どもの足はすぐに大きくなるため、大きめの靴を購入する人もいますが、大きすぎる靴を履くことで、歩きづらいだけでなく、外反母趾や姿勢が悪くなる原因にもなるため、良くありません。とはいえ、小さすぎても靴の中で足を動かせず、歩きにくくなってしまうため、適度なゆとりが必要です。

実際の足の大きさプラス5㎜~1㎝ほどゆとりのある靴を選ぶようにしましょう。
かかと部分は適度な硬さのあるものを選びましょう。かかとは、体重の負担が多くかかります。かかとの骨が成長しないと、O脚や偏平足などの原因にもなります。かかとの骨をしっかり成長させるために、かかとがしっかりしているものを選ぶことが重要です。
保育園では、自分で身支度ができるようサポートがされています。自分で履こうとする意欲を子ども自身に持ってもらうために、靴は自分で脱ぎ履きしやすいものを選びましょう。

かかとのしっかりしたもの、子どもの足のサイズにあったものを選ぶことは、結果的に子どもの成長につながります。
靴は洗いやすく、清潔に保てるものを選びましょう。保育園では、園庭や戸外へ散歩に出かけたりと、外での活動が多いです。草むらや泥水の中、水たまりに子どもが入ることもあるため、靴は非常に汚れやすいです。

汚れた靴をそのままにしておくと、菌が繁殖することもあるので、洗いやすい素材の靴がおすすめです。本革など、おしゃれな靴を履く必要はありません。乾きにくい時期もあるので、予備の靴を1足用意しておくのもいいでしょう。
どんな靴がよいのか、子どもは履きやすそうにしているか、不安な場合は、担当または担任の先生に相談しましょう。常に子どもと関わり、子どものことを考えながら保育をしているので、良いアドバイスがもらえるでしょう。
保育園の中には、上履きを履く決まりがある園もあります。上履きは長時間履くことになるので、子どもの足のサイズに合ったものを購入しましょう。サイズは、長さだけでなく、足の甲の高さなどによっても変わります。まずは一度、試し履きしてみることをおすすめします。

園によっては、キャラクターが描かれているもの、カラーのものなどを禁止している場合や、指定の上履きがあることもあるので確認しておきましょう。
園によって、避難靴が必要なところもあります。多くの保育園では、普段履いている靴を避難時も履きますが、本当に非常事態の際には玄関まで履きに行く猶予がないため、常に室内に置いておくというのが目的です。

上履きのような靴を指定される園もあれば、通常の靴で良いところもあります。中には、めったに履く機会がないため、ワンサイズ上(0.5cm)の靴を置いておいても良い園もあります。
子どもの足のサイズは成長が早く、3~4か月に1度サイズが変わることもあります。子どものために靴はきちんとしたものを購入しましょう。保育園の靴選びで失敗しないために注意するべきことを、いくつか紹介します。
子どもの足の骨はまだ柔らかく、変形しやすいです。そのため毎日同じ靴を履いた場合、靴に合わせて変形してしまう恐れがあります。外反母趾やO脚などは、靴が原因の可能性も考えられています。

できれば1日ごとに靴をローテーションさせることで、サイズアウト前の靴の劣化を防いだり、衛生面から見ても清潔が保ちやすくなります。
おさがりの靴もおすすめしません。新しい靴は、何回か履くことで自分の足に合った形に変形しますが、おさがりの靴は変わりません。なぜなら、他の子の足の形に変形してしまっているからです。

子どもの足と形が合わない靴は、足に悪影響を与える可能性もあるため、常用は避け予備にとどめましょう。
手軽だからとサンダルを履かせている人もいますが、サンダルでの登園は禁止している園も多いです。理由は、脱げやすいことと、危険があるからです。以下に例を挙げます。

・遊具に登った際に脱げ、下にいたお友達に当たる
・サンダルの隙間から小さな虫に刺されることがある

サンダルは避け、靴を選びましょう。
子どもの足は、3歳までは1年で1cmずつ、大きくなっていきます。3歳以降は、少し成長スピードは遅くなりますが、動きが激しくなるので靴の劣化も早くなる傾向があります。靴底が斜めにすり減っているなど、消耗具合を見て3~4か月程度で買い替えるのが良いでしょう。
汚れやすい子どもの靴の手入れは、どのようにしたら良いのでしょうか。正しい靴の洗い方や忙しいときに役立つ時短テクニックを紹介します。
汚れやすい子どもの靴も、基本的に洗い方は大人と同じです。週に1回を目安に洗うと良いでしょう。簡単に手順を紹介すると以下のようになります。
【手順】
1. 靴の中敷を外しながら汚れ具合を確認する
2. ブラシを使い、表面、内部、中敷、マジックテープの汚れを落とす
3. バケツに水を張り、洗剤(中性洗剤や衣類用の洗剤など)を少し溶かして15分ほど漬けおき
4. しっかりすすぐ
5. タオルで水気を取り風通しのよい日陰で干す
忙しいパパ・ママには、オキシクリーンを使った手間をかけずにきれいにできる、オキシ漬けの方法がおすすめです。手順は以下の通りです。

【手順】
1. バケツに50℃ほどのお湯を溜める
2. オキシクリーンを付属のスプーンの半分~1杯ほど入れ、かき混ぜる
3. 靴の全体が浸かるようにして、靴を入れる
4. そのまま2~6時間ほど放置
5. ブラシを使ってこすり洗い
6. しっかりすすいで、干す

液体洗剤やオキシクリーンは、靴の素材によって使用できない場合があるので確認してから洗いましょう。
保育園でよく履かれている、おすすめの子ども靴を紹介します。
ニューバランスの靴は幅広の足にもよく馴染み、歩きやすいため人気です。マジックテープが広く、かかと部分に硬さもあるため、自分で靴を脱ぎ履きする練習に良く、小さな子どもにもおすすめです。
アシックスの靴は、日本人の足に合うように作られているため、履き心地が良く人気があります。
子どもの足はムレやすいですが、アシックスの靴は通気性も良いので、快適です。軽さと柔軟性もあり、履く人を選ばないと言えるでしょう。
履きやすさ、脱ぎやすさが人気のナイキの靴は柔軟性にも優れているため、人気があります。スリッポンタイプなので、禁止されている園もありますが、しっかりと足をホールドしてくれる靴なので、着用が認められている園もあります。
イフミーの靴は、非常に軽いので小さな子どもでも動きやすくおすすめです。また、マジックテープも大きく、履きやすい設計になっているため、靴の脱ぎ履きの練習でも活躍しています。他のブランドに比べてお手頃価格なので家計にも優しいです。
保育園の靴選びについて、紹介しました。

【靴を選ぶポイント】
・子どもの足に合ったもの
・サイズの目安は実際の足のサイズより5㎜~1㎝ほど大きめ
・かかと部分は適度な硬さのあるもの
・ひとりで脱ぎ履きしやすいもの

【靴選びで注意すること】
・毎日同じ靴を履かず、ローテーションが理想
・おさがりの靴は避ける
・サンダルは避ける
・買い替え時期を見逃さない

子どもにとって、自分で脱ぎ履きしやすい靴を選んであげることが重要です。大きすぎる、小さすぎる靴は子どもの足に悪影響を与える可能性があるので、きちんと足に合ったものを購入しましょう。

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