保育園

保育園に夏休みはある?休み中の過ごし方や対応について分かりやすく解説

2021.01.06
共働き家庭では、夏休み期間にも子どもを預かってほしいと思う人が多いのではないでしょうか。幼稚園には夏休みがありますが、基本的に認可保育園に夏休みはありません。また、認可外保育園の場合は施設によります。

本記事では、保育園の夏休みについて、保育料や休みになった場合の対応などを、分かりやすく解説しています。ぜひ役立ててください。
認可保育園は厚生労働省が管轄している児童福祉施設のため、基本的に長期的な休みはありません。一方で幼稚園は文部科学省が管轄している教育施設のため、小学校や中学校と同様、夏休みがあります。

認可保育園では、夏休み期間も普段と同じように子どもを預けられますが、園によってお盆などはお休みになるところもあります。
認可保育園の夏休み期間中は、保育園自体は開いていますが登園する園児は少なくなります。そのため、異年齢保育・合同保育を行ったり、給食ではなく弁当を持参するといった対応をとります。保育士や調理師も交代で休みをとる園が多いです。
合同保育・異年齢保育とは、違う年齢の園児を同じ空間で保育することです。縦割り保育、なかよしタイム、など保育園によって呼び方は異なります。

合同保育は、開園直後や閉園前などの園児数が少ない時間帯に行われることが多いですが、お盆休みなど園児が非常に少ない際には、1日を通して合同保育が行われる場合もあります。
認可外保育園は、園が独自で休みを設定できるため、施設によって異なります。一時保育で預かってもらえる園もあれば、お盆休みがある園もあります。保護者がお盆休みをとれない可能性がある場合は、事前に園に確認しておくのが良いでしょう。
夏休みやお盆休みの期間の保育料は、どうなるのでしょうか。以下で、認可保育園と認可外保育園の保育料を解説しています。
認可保育園では、もともと夏休みやお盆休みなどの設定はされていません。そのため、基本的に保育料の割引はなく、毎月保育料が発生します。

3~5歳児クラスについては、2019年10月から保育料の無償化が始まりました。0~2歳児については、割引は行われず毎月と同額の保育料です。やむを得ない事情などがある場合は自治体に相談しましょう。
認可外保育園では、保育料を施設が独自に決められるため、施設ごとに異なります。月額支払いの方がお得なケースもあれば、日割り支払いの方がお得なケースもあります。事前に電話やホームページなどで確認しましょう。
保育園が夏休みやお盆休みになり、子どもを預けられない場合はどうしたら良いのでしょうか。以下では5つの方法を紹介します。
一時預かりをしている保育園を探し、利用できるか確認してみましょう。一時預かりとは、一時保育とも呼ばれており、親の都合で子どもが見られないときに、一時的に預かってもらえるサービスです。

ただし、一時預かりは競争率が高い傾向にあるため、確実に預けられるとは一概にはいえません。早めに行動しておく必要があるでしょう。
一時預かりが難しい際は、ファミリーサポートの利用も検討してみましょう。ファミリーサポートとは、自治体が運営している子育てサービスです。ファミリーサポートを利用すると、サポートする側の人の自宅などで子どもを預かってくれます。

短時間での預かりにも利用できますが、事前登録が必要なので、前もって登録しておきましょう。
祖父母に相談してみるのもおすすめです。祖父母なら、保育料が発生することもなく、少し遅くなりそうといった時間の融通も利きます。また、昼食の心配もないので安心して預けられるでしょう。

ただ、子どもが人見知りで泣いてしまう場合は、子どもも祖父母も、お互い負担が大きくなるので、普段から交流しておきましょう。
保育園の休みは前もってお知らせが出ることがほとんどです。お知らせが出たときにすぐ確認し、ママが仕事の都合で休めない場合は、パパにも協力してもらいましょう。子どもにとって一番安心できるのは両親といるときです。

また、リモートワークができないか、子どもも一緒に連れていけないか、などの相談を会社にしてみるのも良いでしょう。
ベビーシッターなどの民間サービスを利用も検討してみましょう。ベビーシッターサービスとは、自分の自宅にシッターさんに来てもらい、子どもを見てもらうサービスです。単発で依頼ができることや、保育園に送迎する手間もないので人気が出てきています。

ただし、ベビーシッターの中には、保育士や幼稚園免許を持たない人もいるので、事前にシッターさんと面談をして、子どもとの相性も見るようにしましょう。
お盆の期間を、「保育協力日」に設定し、可能な限り登園を控えるようお願いされることもあります。保育協力日の目的は、家族との時間や夏の思い出を作る期間として、家族で触れ合って過ごしてほしいという思いが込められている園が多くあります。

共働き家庭では、どうしても子どもと過ごす時間が短くなってしまうので、パパ・ママが休みの場合は、保育園を休んで家族で過ごす日も設けましょう。
夏休みは、子どもが心身ともに成長が期待できる期間です。そこで、子どもにさせたい3つのおすすめ体験を紹介します。
幼児になると、公園ばかりでは飽きてしまいます。子どもが年長くらいであれば、サマーキャンプをさせてみるのも良いでしょう。自然体験では、保育園でも体験できないような自然との触れ合いができるため、子どもの学びの場になります。

幼児を対象にしたサマーキャンプを行うところも多くあり、普段はなかなかできない自然体験をさせる良い機会になるでしょう。
祖父母の家に子どもだけで泊まらせてみるのも良いでしょう。日中は平気でも、夜寂しくなる子どもも多くいます。ママがいない家でのお泊まりは、子どもにとって勇気のいることです。お泊まりができると、子どもの自立心が育ちます。

ただし、祖父母に懐いていない、夜泣きがある、添い寝しないと眠れない子どもの場合、祖父母の負担も大きくなるので、呼ばれたときに迎えに行ける準備はしておきましょう。
習い事をしている場合は、教室が主催するイベントの参加、習い事をしていない子どもは、体験教室への参加をしてみるのも良いでしょう。夏休み期間は、短期の教室や体験教室も多く開催されています。

教室は、英語教室やプログラミング教室などがおすすめとされていますが、まずは子どもの興味のあるものを最優先して選ぶことが重要です。
保育園に夏休みは、基本的にありません。ただし、お盆の期間を保育協力日として休みにしている園はあります。また、認可外保育園では、夏休みがある施設もあるので、事前によく確認しておきましょう。

保育園が休みの際は、両親で協力したり、祖父母にお願いしたりしてみましょう。自治体やベビーシッターなどの利用もおすすめです。事前登録が必要になるので、前もって行動することが大切です。

子どもにとって夏休みは、保育園とは違った楽しみも多く味わえる期間なので、さまざまな経験をさせてあげましょう。

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