保育園

保育園の見学にふさわしい服装って?持ち物や手順・チェックポイントも分かりやすく紹介

2021.01.13
保育園選びで迷ったら、見学に行ってみましょう。実際に見学することで、園の特色や印象などを知ることができます。また、複数の園に行くことで比較もできるでしょう。ただし、時期によって見学者が増えることもあるので、保育園の見学はできるだけ早めに行くのがおすすめです。

本記事では、保育園を見学するときの服装や持ち物、予約の仕方、見学するポイントなどを分かりやすく解説しているのでぜひ役立ててください。
保育園の見学はしたほうが良いです。なぜなら、自分の目で確かめて納得し、入園を迎えることができるからです。保育園は園によって教育方針が異なるため、実際に確認しなければ、子どもとの相性が分かりません。

子どもに合っているかを見極めるためにも、保育園見学には行きましょう。以下では、見学の際のポイントについて紹介します。
保育園見学の際、子どもの預け先に困る人も多いですが、見学に子どもを連れて行っても問題はありません。施設によって、保育士が子どもを預かる場合もあれば、おもちゃを提供してくれるケースもあるので安心してください。

人見知りのある子どもはパパ・ママと一緒にいることもできます。また、遊具で園児と一緒に遊ぶ子もいます。ある程度の年齢であれば、本人が感じた印象も保育園選びの参考にできるでしょう。
4月入園を希望している場合は、入園前の10月ごろまでに見学を終わらせておくようにしましょう。なぜなら、認可保育園の来年度入園申し込みが10月から始まるケースが多いからです。

また、認可外保育園の場合は、先着順で入園が決まる園もあるので、比較をする場合や、途中入園を考えている際も、できるだけ早めに見学をしましょう。
保育園見学は、できれば数カ所見学するのがおすすめです。複数の園を見学することによって、園の印象や子どもへの対応の違いなどの比較ができます。

とはいえ、見学に行くには電話予約や問い合わせが必要になるので、多すぎると大変です。候補の保育園をリストアップし、3カ所程度見学するのが、ちょうど良いでしょう。
保育園の見学時に望ましい服装とは、どのようなものでしょうか。服装選びのポイントをいくつか紹介していきます
入園式のようなスタイルで行く必要はありません。カジュアルな服装で行きましょう。おすすめはTシャツにチノパンといった動きやすい服ですが、ジャージやダメージジーンズのような過度にラフな服装は避けましょう。
肩だしのトップスや胸元が大きく開いた服、ホットパンツなど露出の多い服装もおすすめしません。見学では、歩いたり座ったり、かがむこともあります。かたすぎず、派手過ぎない、落ち着いた雰囲気の服装で行きましょう。
見学では、ひとつひとつの部屋を見てまわるだけでなく、園庭に出る園もあります。園庭は砂が多いため、ヒールの高い靴やサンダルは避けたほうが良いでしょう。スニーカーやスリッポンなど脱ぎ履きしやすい靴がおすすめです。
床に座って説明を聞くこともあるので、スカートは避けたほうが良いでしょう。また、部屋を見てまわる際は階段を登ることも多いため、おすすめはパンツスタイルです。ストレッチパンツなど、動きやすい服で行きましょう。
保育園の見学を希望する場合、電話予約が必要です。ここでは、保育園見学を行う際の予約手順を紹介します。
あらかじめ自分のスケジュールをはっきりさせておく必要があります。保育園側から、見学の日程(候補)を提案されることも多いので、すぐに答えられるように準備しておくためです。電話中は、近くにスケジュール帳やカレンダーを置いておくと便利でしょう。
質問忘れを防ぐため、話す内容をまとめておくことをおすすめします。例えば、以下のような質問をまとめておくと、電話がスムーズです。

・見学をしたいが予約はできるか
・当日はどんな持ち物が必要か
・子どもは連れて行っても大丈夫か
・車で行く場合、駐車場はあるか

回答をしっかりメモにとるようにすることも大事です。
保育園では、1日の間に数回、忙しい時間帯があります。例えば、以下のような時間帯はほとんどの園が多忙です。

・朝の込み合う時間
・給食が始まる時間
・閉園間際の時間

上記を踏まえ、電話は午前10時ごろや、お昼寝をしている時間の午後1~3時くらいにかけるのが望ましいですが、お昼寝の間に会議を行ったり、連絡帳を記入したりする場合も多く、忙しいときもあります。

電話をかけた際には、最初に「見学の予約をしたいのですが、今お時間はよろしいでしょうか?」と聞くようにしましょう。また、電話ではなくWebやメールで予約受付をしている園もあるので、事前に確認することが重要です。
保育園見学には、いくつかの持ち物が必要になります。園から指定がある場合もない場合も、よく確認しておきましょう。
見学の際に感じたことや聞いたことをメモするために、メモ帳とペンは忘れずに用意しておきましょう。連絡事項があるケースもあります。見学の際に聞いておきたいことをメモ帳に書いておくのもおすすめです。

最近は、スマートフォンでのメモ機能やボイスレコーダーを使う人も増えていますが、説明中に携帯を触ると印象が悪くなる可能性もあるため、避けましょう。
見学時にパンフレットや注意事項などの資料を渡されることも多いです。折り曲げ厳禁の書類がある場合も考えられるので、折れたり、よれたりしないようクリアファイルを備えておきましょう。
予約の際に、持ち物として指定されることも多いスリッパは忘れず持参しましょう。現在は、感染症対策でスリッパの貸し出しを行っていない施設も増えてきています。スリッパや靴を入れておく袋もあると、なお良しです。
子どもにハプニングが起こることもよくあります。機嫌が悪くなる、泣き出す、突然吐いてしまうという場合も考えられるので、着替えやおむつ、おもちゃや絵本など、いつものお出かけグッズを持参しましょう。

着替え一式は、取り出しやすい場所に入れておき、すぐに対応できるようにしておくと安心です。
保育園見学ではどのようなことに注意が必要なのでしょうか。以下では3つの注意点について、ひとつずつ解説していきます。
できればパパや祖父母など、今後送り迎えをする可能性のある人と一緒に行くと良いでしょう。説明中に子どもが泣いたりしたとき、誰かがいると助かります。とはいえ、大人数で行くのはおすすめしません。園児たちからすると、圧倒されてしまう可能性があるためです。

また、園が狭い、感染症対策などの理由から、人数を制限している園もあるので、事前に確認が必要です。
保育園側は、保育時間の多忙の中、見学対応の時間を設けているので、待たせることのないよう注意し、時間に余裕をもって行動することが大切です。しかし、早すぎても都合が悪い場合があるので、予約時間の5~10分前に到着すると、ちょうど良いでしょう。
聞きたいことをメモにまとめておくと、確認の忘れもなく安心です。例を紹介します。

・アレルギー食はどのように対応しているか
・保育園の延長保育は何時まで可能か
・発熱時や感染症の場合の対応や呼び出しの基準
・入園説明会の有無

その他、子どものことで不安や心配がある場合は、相談してみるのも良いでしょう。
見学に行く保育園は、今後子どもが通うことになるかもしれないので、保育園の流れや対応など、内容をきちんと確認しておくことが重要です。
保護者が用意する用品も多くあります。入園説明会で改めて説明するところもありますが、園によってさまざまなので、よく確認しておきましょう。例えば、以下のような用品があります。

・おむつは紙おむつか、布おむつか
・お昼寝用の布団は必要か
・指定のバッグ、制服、帽子、体操服などはあるか

中には、布団のサイズや名前を書く場所、大きさの指定など、細かな指定がある保育園もあります。
保育園は午前7時~午後7時ごろまで開いていることも多いですが、延長保育の時間や閉園時間には差があります。数カ所見学する際には保育園ごとに確認しておくのが良いでしょう。また、給食時間やお昼寝の時間も、年齢によって変わってきます。

年齢別のタイムスケジュールを組んでいる園も多くあるので、入園予定になるクラスのタイムスケジュールを聞き、家庭でも習慣にしておくとスムーズです。
給食の展示食が出ているときには、見ておきましょう。毎日、どのような給食が出るのか、イメージがしやすくなります。子どもにアレルギーがある場合は、特に給食の配膳方法やアレルギー食への対応なども見ておくと安心です。

手作りおやつを重要視している園もあれば、市販のお菓子を食べる園もあります。
保育園の見学では、実際に見ないとわからない点を特に注意してチェックするとよいでしょう。以下では、おもな2点を紹介します。
子どもの感情は、ストレートに表情に表れます。子どもがのびのびしている園、柔らかい雰囲気の園は、園全体がうまくいっており、子どもにとって心地良い園であることが多いです。一方で、子どもが不安そうな表情をしている場合は、保育士や園に対して安心していないという可能性もあります。

保育士と子どもが笑顔でいるか、見てみましょう。
掃除は行き届いているか、園庭の広さは十分かなど、施設の清潔さや安全性も見ておくと安心です。クラスごとに見せてもらえる園もあるので、お部屋のおもちゃも見てみましょう。

誤飲のないよう大きめのおもちゃを用意している園や知育玩具が多い園など、園の教育方針がおもちゃに反映さていることも多いです。
保育園の見学にふさわしい服装について紹介しました。まとめます。

・見学の予約方法は電話が多いが、Webやメールの予約もあるため事前に確認する
・見学時の服装は、動きやすいカジュアルな服装で行く
・予約時間の5分前には到着するようにする
・メモ帳とペンは忘れず持参し、聞きたいことをまとめておく
・見学では、園児の表情や雰囲気を見ておく

見学に行く園は、子どもを今後預ける可能性があるので、よく見ておき、質問があれば保育士に聞いてみましょう。

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