保育園

保育園の水筒のサイズや形は?選ぶ際のポイント・おすすめの種類などを解説

2021.05.26
保育園に持っていく水筒は、どのようなタイプが適しているでしょうか。サイズや飲み口など考慮するポイントは多くあります。

子ども用の水筒を選ぶ際の注意点、おすすめの種類などを解説します。どのように選んで良いか分からず困っている保護者の方、必見です。
毎日の水分補給に水筒は欠かせません。室内では保育園が用意したお茶をコップで飲み、お散歩や外遊びの時間は持参した水筒を使用する保育園もあります。夏季は特に大量の汗をかくため、熱中症予防にも役立ちます。

保育園によって異なりますが、3歳児以上になると水筒を持参する保育園が多いようです。
新しく水筒を購入したり、成長に合わせて買い替えたりする際に確認すべき注意点を解説します。子どもが安全に水筒を使えるように配慮しましょう。
購入前にあらかじめ保育園の禁止ルールがないかを確認します。水筒のタイプに指定があるかもしれません。具体的にどのようなルールがあるか以下で解説します。
保育園によっては飲み口に指定があります。飲み口は「ストロータイプ」「直飲みタイプ」「コップタイプ」の3タイプに分けられます。コップタイプの場合は、コップに移し替えて飲む練習が必要です。

直飲みとコップが両方使える2WAYタイプもあるので、保育園のルールに反していないか確認しましょう。
一般的には「水」か「お茶」が指定されます。氷は禁止の場合があります。

健康上の理由から、スポーツドリンクやリンゴジュースなど甘い飲み物はほとんどの保育園で禁止です。例外として夏場や運動会のみ、スポーツドリンク可とする保育園もあります。

スポーツドリンクを持って行く場合は、少し薄めて持たせましょう。糖分が多く含まれているため、摂取しすぎはよくありません。万が一、水やお茶が苦手な場合は飲む練習をします。アレルギーがある場合、保育園への事前相談は必須です。
保育園以外の日常でも使える水筒を購入したい方も多くいらっしゃるでしょう。その際、入れられない飲み物の確認が必要です。取扱説明書に必ず目を通してください。
使用前に入れられない飲み物を必ず確認します。飲み物によっては成分の腐敗につながる可能性があり、危険です。牛乳やジュースは入れられない場合が多いでしょう。

多くの水筒の場合、スポーツドリンクは入れることができます。しかし金属製の場合、成分が溶け出すこともあるため、スポーツドリンクを入れる際も注意が必要です。
炭酸飲料やドライアイスを水筒に入れるのは、大変危険です。密封された空間に炭酸飲料やドライアイスを入れると、本体内の圧力が上がります。結果、ふたが開かなくなったり破損したりする恐れがあります。
直飲みタイプの多くは保冷専用です。保温できる水筒もありますが、やけどの危険性が高いでしょう。子どもの場合は、特に温度に配慮する必要があります。
保育園のルールを確認した上で水筒選びをします。今回は「飲み口」「容量」「手入れのしやすさ」「機能性」などさまざまな角度から、水筒選びのポイントを解説します。利用頻度や利用シーンも考慮して選びましょう。
「ストロータイプ」「直飲みタイプ」「コップタイプ」と主に3種類の飲み口があります。コップタイプは子どもが片方の手でコップを持ち、もう一方の手でボトルを傾ける難しい動作が必要です。

年齢に適した飲み口を選ぶことをおすすめします。
2〜6歳であれば、350~500ml程度、もしくは年齢×100ml+α程度を目安にしましょう。水筒はさまざまなサイズがあります。1日に飲む量は個人差があるため、ご家庭での様子を見て選んでください。年齢・季節・利用シーンによっても飲む量は大きく変化します。

保育園で中身の補給をしてくれるかどうかもポイントです。重さは容量に比例します。保育園で中身を補給できる場合は、無理に大きい水筒を持ち歩く必要はありません。子どもが楽に持ち歩ける、適切なサイズを選びます。
軽さ重視ならプラスチック製、保冷保温機能付きならステンレス製がおすすめです。他にも素材によってメリット・デメリットがあります。年齢や利用シーンに合う素材を選びましょう。
子どもが毎日使用するものですので、清潔を保てるかは重要です。水筒はいくつかのパーツに分かれており、飲み口が洗いにくいものもあります。洗いやすさも水筒選びの大切な視点です。
保育園の遠足や行事では肩からかけられるストラップが重宝します。水筒を肩からかけると両手が空くため便利です。万が一転倒してしまった場合でも、手をつけます。

一方で、うまく扱えないと首に巻きつくなど危険も伴います。年齢や子どもの成長に合わせて使用しましょう。
機能として「保冷機能」「保温機能」があるかは重要です。デザインは、扱いやすく愛着をもって使用できるものにしましょう。お気に入りの水筒は子どもも丁寧に使うはずです。
飲み口のタイプ別におすすめの水筒の種類を紹介します。メリット・デメリットを把握し、子どもの発達段階や利用シーンに合う水筒を見つけてください。
ストロータイプは小さな子にとって、最も飲みやすい飲み口です。傾けたり、コップに移し替えたりする必要がありません。2~3歳でも扱えます。

しかし、長時間使用する場合は衛生面が心配です。口に入った飲み物がストロー部分に逆流し雑菌の繁殖につながる可能性があります。また、ストロー部分は内部まで洗うのが難しく、清潔を保つために手間がかかります。
飲み口に直接口を付けて飲むタイプです。形状もシンプルで洗いやすいです。ワンタッチオープンのものが多く、スムーズに水分補給ができます。ゴクゴクと飲めるため、運動時にもおすすめです。

しかし、傾ける角度を誤るとこぼす可能性もあります。特に容量の大きい水筒は傾ける際に力が必要です。うまく飲めるかを事前に確認しましょう。水筒本体のデザインや機能だけでなく、水筒アクセサリーにも注目しましょう。

例えば「水筒ホルダー」や「肩ひもカバー」などです。アクセサリーがあることで、子どもがさらに水筒を扱いやすくなります。
コップに移し替えて飲むため、水筒内で雑菌が繁殖する心配がありません。洗いやすく、最も衛生的なタイプです。

しかし、コップに移し替える動作に多くの子どもがつまずきます。片方の手で水筒を適度に傾け、コップに入れる動きがスムーズにできるのは4歳くらいからです。また、コップを置く場所がないと、両手がふさがってしまいます。
直飲みとコップが両方使える2WAYタイプの水筒もあります。コップ飲みが難しい年齢のときは直飲みタイプとして使用し、成長に合わせてコップの使用を促してみてはいかがですしょうか。
保育園用におすすめの水筒を紹介します。これまで解説した「飲み口」「素材」「機能性」「デザイン」などのポイントを押さえたおすすめ水筒です。
ストロータイプで保冷専用の水筒です。サーモスは魔法瓶のパイオニアで、ドイツの人気ブランドです。ワンタッチオープンのため、小さな子どもでも簡単に開閉できます。
ワンプッシュで簡単に開閉できる直飲みタイプです。人気キャラクターのデザインも多く、子どもが保育園で自慢したくなります。

素材は、プラスチックタイプもステンレスタイプもどちらも用意されており、利用シーンに合わせて選べます。
コップタイプの水筒です。洗いやすい形状で、清潔を保てます。キャラクターデザインが苦手な方にもおすすめです。日本製ですので、安心して子どもに持たせられます。
直飲みとコップ飲みがどちらもできる人気の2WAYタイプです。直飲みは保冷専用、コップを使用する場合は保冷・保温どちらにも対応しています。

スケーターのステンレス2WAYボトルはキャラクターデザインが多く、子どもが自分で選ぶ楽しさを感じられます。

タイガーのステンレス2WAYボトルはスーパークリーン加工が施されており、汚れも匂いも付きにくいです。飽きにくいデザインで小学校に進級してからも使えます。
飲み口は銀イオンによる抗菌加工、水筒の内側はフッ素加工が二重に施されているステンレス水筒です。サビにも強く、スポーツドリンクも入れられます。
水筒本体のデザインや機能だけでなく、水筒アクセサリーにも注目しましょう。例えば「水筒ホルダー」や「肩ひもカバー」などです。便利なアクセサリーを活用することで、さらに水筒が扱いやすくなります。
肩ひもがない水筒を使用する場合、重宝するのが水筒ホルダーです。水筒ホルダーがあれば、水筒を肩からかけられます。両手が空いて便利です。

水筒は遠足や戸外遊びの際に使用することが多く、意外と傷や汚れが付きます。水筒ホルダーは傷や汚れを防止し、長く水筒を使用できます。
水筒付属のストラップにカバーを付けることで、子どもの首の負担を軽減できます。付属の細いストラップでは、肌に跡が付いたり、首が痛くなったりします。

カバーは簡単に作れるので手作りもおすすめです。余ったキルティング布などをストラップの肩に当たる部分に巻きつけるだけで完成します。
保育園用の水筒を準備する上で「聞くに聞けない疑問」もあるでしょう。水筒について気になる疑問にお答えします。
保育園から指定がない限り、肩ひもやストラップの有無は保護者に任されます。必ずしも必要ではありません。

しかし、散歩や遠足など戸外での活動の場合は肩ひもやストラップがあると便利です。利用シーンに応じて、準備をしましょう。
子どもや保育士が分かりやすい場所に記名します。水筒は何度も洗うため、文字が消えたり、シールがはがれたりする心配のない場所が適切です。

頻繁に水洗いをしないストラップ部分はおすすめの記名場所です。ストラップにはネームプレートが付いていることも多いでしょう。水筒自体に名前の記入スペースがある場合や、付属品として、お名前シールが付いてくる場合もあります。

水筒ホルダーを併用する場合はホルダーに書くのも適切です。その際は、水筒本体にも記名します。ホルダーから見えている部分に書けば安心です。水筒に名入れをしてくれる会社もあります。
水筒は、子どもたちが元気で安全に活動するために大切なアイテムです。

衛生面に注意し、毎日きちんと洗って持たせましょう。保護者が洗いやすいかも大切です。何より子ども自身が適切なタイミングで水分補給ができるように、子どもの成長に合った水筒を選んでください。

季節や利用シーンに合わせていくつか準備しておくことをおすすめします。

水筒の持ち運びは、大人が想像する以上に負担がかかります。少しでも通園時間を短くするために、自宅や職場の近くの保育園を探してみては。ホイサクなら保育園を気軽に検索ができます。さらに保育園近くの求人も併せて検索できて便利です。
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