保育園

【年齢別】保育園で必要な入園グッズまとめ|注意点や節約術も解説

2021.12.01
保育園の入園グッズは品目が多く、用意が大変です。子どもの年齢や保育園によって、必要なアイテムは異なります。気に入るアイテムをそろえるためにも、慌てて準備することのないようにポイントをおさえておきましょう。

この記事では子どもの入園を控えている保護者のために、年齢別の入園グッズや節約方法を紹介します。ぜひ役立ててください。
年齢によって、保育園から準備をお願いされるアイテムは異なりますが、全年齢に共通するポイントがあります。保育園のルールや手作りが必要かどうかなど、事前に知っておくべきポイントを紹介します。
保育園の持ち物には細かいルールがあります。実際に購入するのは、入園説明会やオリエンテーションが終わってからにするのが無難です。

ルールの確認前に購入してしまうと、保育園では使えず、お蔵入りになる可能性があります。
とはいえ、情報収集は早い方が良いです。可能であれば通う予定の保育園に子どもを預けている先輩ママに聞いたり、見学時に保育園に直接確認しておきましょう。

情報をもとに購入するお店やブランドの目星をつけておくだけでも、余裕を持って入園準備ができます。
保護者が市販のアイテムを買いそろえるのではなく、園指定のアイテム購入をお願いされることがあります。例えば、帽子・バッグ・制服・体操服・連絡帳・お道具箱などです。お道具箱を購入する場合、お道具箱の中身も指定されていることが多いでしょう。

園指定のものは基本的に園を通じて注文し、一括購入します。市販のアイテムより高額になることもありますが、アイテムを一つ一つ探して買いそろえる手間がありません。特に文房具などは、子どもにとって使いやすいアイテムがそろえられます。
自宅にミシンがない、手作りをする時間がないなどの理由から、手作りグッズが必要か気がかりな人は多くいます。手作りを必須とするかどうかは入園する保育園の方針によるため、早めに確認しましょう。

幼稚園に比べると、手作りが必須と指定する保育園は少ない傾向です。共働きで忙しい保護者に配慮して、市販のものを購入すれば良いとされています。
保育園は集団生活です。特に指定がないアイテムも、持ち物にはすべて名前をつけましょう。
名前をつける際は、子どもも保育士も持ち主が分かるようにつけます。コツは大きく、はっきりと記入することです。

消耗品であるおむつや汚れ物を持ち帰るビニール袋などにも、1枚ずつ記名が必要です。
全年齢に共通するアイテムに加え、年齢別に必要なアイテムがあります。おむつ・パンツなどはもちろん、着替えの量も子どもの発達にあった量を準備しましょう。スムーズに準備に取り掛かれるよう、年齢別に紹介します。
初めての入園で最も悩むのが着替えの量です。3セットの用意など、保育園から指定されることもあります。戸外活動や食事などで汚れると必ず着替えるため、年齢が小さいほど着替えの量は多くなります。

0〜2歳児クラスでは、予備として最低3セットは保育園に預けておくと安心です。3〜5歳児では食事の食べこぼしもほとんどなくなるため、保育園に預ける着替えは2セットあれば十分です。

着替えは、Tシャツ・ズボンだけでなく、パンツ・シャツ・靴下などの下着も買いそろえておきましょう。加えて、半袖・長袖など季節にあったアイテムも買い足す必要があります。

また動きやすさや安全性を考慮し、多くの保育園でフード付きのアイテムやワンピースは着用できません。その他のルールも購入前に確認しましょう。
タオルは、手洗い後に使用するもの、汗拭き用、食事用など何枚か必要になります。家にあるものでもかまいませんが、サイズなどの指定がある場合は注意しましょう。

特に手洗い後のタオルは、ループ付きのものを準備するのが一般的です。気に入っているタオルがあれば、ループ部分を手縫いしても良いでしょう。ハンカチやティッシュは、子どもが扱いやすいサイズのものがおすすめです。
着替え用・歯磨きコップ用・お弁当用など巾着袋は複数必要です。用途にあわせて大きさを選びましょう。サイズ指定や手作りを求められることもあります。

手作りする場合は、キルティングやオックスなどの生地が丈夫で人気です。子どもが好きなイラストのワッペンなどをつけて、子どもが見分けやすくするのがおすすめです。
使用済みのおむつや着替えの持ち帰りなどで必要になるのがビニール袋です。用途にあわせて容量が異なるため、複数種類を多めに用意しておくと安心です。ほとんどの保護者が100円ショップで購入します。

使用後はすぐに捨てることが多いビニール袋ですが、1枚ずつ記名して持っていきましょう。
入園準備で忘れがちなのがレインコート・長靴・傘などの雨具です。入園前は雨の日は家で過ごすことが多いですが、入園すると雨の日でも登園します。保育園の活動中に使用するものではありませんが、降園まで保育園で保管する場合は必ず記名しましょう。

まだ上手に傘をさせない0〜2歳はレインコート、3〜5歳はレインコートに加えて傘も準備します。傘は体の大きさにあわせて選びましょう。傘の一部分が透明なアイテムは、前が見えやすくおすすめです。
敷布団・掛布団・シーツ・布団バッグなど準備するものが多い寝具ですが、保育園のお昼寝用セットも多く販売されています。

また、コットと呼ばれるお昼寝用ベッドを導入している園では、布団の購入は必要ありません。シーツと大判のバスタオルのみを準備すれば良いでしょう。布団が必要な場合はこちらの記事も参考にしてください。

保育園のお昼寝布団はどれがいい?選び方のポイントや注意点を解説
保育園によってはお昼寝の際、パジャマに着替えることがあります。子どもの体温は大人よりも高く、寝ているときに多くの寝汗をかきます。通気性の良いものを選びましょう。

また、着替えやすいかどうかも重要です。0〜1歳では保育士が着替えさせやすいパジャマ、2歳以上では子ども自身が着替えやすいものを選んでください。詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にしてください。

保育園のパジャマはどんなものがよい?種類や選び方・注意点も紹介
戸外遊びで使用する帽子は、あごにゴムがついているものがおすすめです。乳児クラスは日よけ帽、幼児クラスはつば付きなど指示があることもあります。

また、年齢ごとに決まった色のカラー帽子を一括購入することも多く、特に制服がある保育園では指定の帽子があることが多いでしょう。
おむつは5〜10枚程度保育園に預けておき、使用した分を翌日に補充するスタイルが一般的です。乳児期は特に排せつ回数が多いため、多めに預けておきましょう。おむつも1枚ずつ名前を記入します。お名前スタンプなどを活用している保護者が多いです。
排便回数が多く、柔らかい便が出る乳児期は、大量のおしりふきを消耗します。保育園には1つ預けておきますが、いつでも補充できるよう家庭に常にストックしておきましょう。

保育園によって、おしりふきのふたの準備が必要であったり、ケースがないものを指定されたりすることがあります。
1歳半以降に、トイレトレーニングが始まります。保育園用のトレーニングパンツの準備は、急ぐ必要はありません。入園後、保育園からトイレトレーニングを始めるようにお話があってから購入しましょう。

保育園の方針によって、分厚いトレーニングパンツか薄手の普通のパンツを準備するか異なります。
手づかみ食べが中心で食べこぼしの多い0〜1歳には、食事用エプロンは必須アイテムです。
形状や素材などはさまざまあり、園から指示があることもあります。食事用エプロンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

保育園のお食事エプロンはどうする?選び方とおすすめ商品7選を紹介
哺乳瓶・粉ミルクを持参する場合は、家で使用しているのと同じ種類のものを持っていきましょう。子どもはいつもと同じものに安心します。一方、保育園で準備してもらえることも多く、冷凍母乳が可能な園もあります。
コップは、プラスチック製で落としても危険でないことが大前提です。サイズは大きすぎないものが扱いやすいでしょう。持ち手がついているコップがおすすめです。

歯ブラシはブラシ部分のサイズや柔らかさが年齢にあっているかを確認することが重要です。
歯ブラシケースも子どもが扱いやすいかどうか検討してください。また、清潔を保つために月に一度を目安に新しいものに変えましょう。
上履きはなにより、サイズがあっているかどうかが重要です。サイズがあっていないと転倒する可能性が高くなります。形状はバレエシューズ型のゴムがついた一般的な上履きが、着脱しやすく安価でおすすめです。

裸足で過ごす園も多いため、確認してから購入しましょう。
保育園は基本的に給食ですが、遠足などの行事でお弁当箱が必要になります。お弁当が必要なときは事前に案内があるので、入園前に急いで準備する必要はありません。

準備をお願いされたときは、お弁当箱だけでなく、ランチョンマット・はし・フォーク・スプーンも一緒に準備しましょう。お弁当箱については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

保育園・幼稚園児が喜ぶお弁当箱12選|選び方のポイントや年齢別の容量も紹介
お散歩や戸外遊びの際に持ち歩きやすい水筒が必要です。子どもの体の大きさにあったサイズにしましょう。コップタイプか、ストロータイプか、形状は子どもの発達にあわせて選びます。水筒については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

保育園の水筒のサイズや形は?選ぶ際のポイント・おすすめの種類などを解説
通園だけでなく、遠足などでも使います。持ちやすく、子どもが気に入るものを準備しましょう。水筒や着替えなどを入れるため、十分な容量が必要です。大きすぎると扱いづらいため、子どもの体の大きさにあっているかも考慮しましょう。

通園リュックについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

保育園リュックの選び方|年齢別のおすすめのリュックと注意点も解説
入園グッズをすべて準備すると2万〜3万円程度かかります。特に制服など園指定のアイテムが多いと高額になる傾向にあります。長く使用できるものは多少高額でも良いですが、消耗品や買い替えが多いアイテムは安価なものを選びましょう。

少しでも費用をおさえるためにできる工夫とその注意点を解説します。
保育園準備の強い味方が100円ショップです。100円ショップには、歯磨き用コップ・巾着・タオル・ハンカチ・お弁当箱など小物類のほとんどがそろっています。名前付けアイテムもありますので活用してください。

特に消耗品や定期的に買い替えるアイテムは100円ショップで購入し、費用をおさえましょう。
おさがりをもらえると、ぐっと費用をおさえられます。特に園指定の制服やバッグなど卒園すると不要になるものは、ゆずってもらえることが多いでしょう。

しかし、思い出として保存しておきたい保護者もいます。お願いする相手選び、お願いの仕方は慎重に行いましょう。
園主催のバザーでおさがりや未使用のアイテムを購入できることもあります。バザーの有無や時期は、見学時や入園前にチェックしておきましょう。なにより、バザーであれば安価に購入できます。お金を支払うので、出品者に気を遣う必要もありません。
保育園によって準備するアイテムやルールも異なります。制服や園指定のアイテムがあるのかを知っておくだけで、準備のハードルは下がります。少しでも費用をおさえたい方は、バザーの有無、おさがりがもらえそうか調べてみましょう。

まずは、通園圏内にどのような保育園があるのか知っておくことが重要です。ホイサクなら自宅近くの保育園をサクッと検索できます。さらに保育園近くの求人も検索できて便利です。
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